2021年の現在、プリンタを所有している人は何割くらい?
昨年末もぎりぎりになって大慌てで年賀状を作成し、ポストに投函しました。私も数年前から比べると、やり取りする年賀状の枚数がずいぶんと減りました。半数にはなりましたが、年末になるとプリンタを倉庫から引っ張り出します。私は年に数回プリンタを使用しますが、年賀状作成はプリンタを所有する大きな要因です。同じように考える人も多いのではないでしょうか。年賀状印刷以外の用途では、書類や写真を印刷もたまにするくらいです。プリンタを持っている人も、少数派になるかもしれません。いや、もうなっている?
両面印刷、スキャナ機能など片面印刷以外の機能の必要性
かつては私も両面印刷、スキャナ機能を搭載したプリンタ=複合機を所有し、個人的な資料を印刷して紙ファイルに綴り、紙資料しかないプリント物をデジタル化したり、個人的な資料をまめに整理していました。遠出するときも、前日に地図を印刷して持ち出していました。…が、スマートフォンの出現とモバイル環境の進化により、「情報を紙に印刷しなくても、手軽に閲覧できてしまう」ことになりました。いや、いいことなんですが。
それでも家にプリンタがある
それでも私はプリンタを所有しています。目的は変わりました。「主として情報を整理するために紙に印刷」から「外部に提出するために必要最低限必要な分を印刷」に変化したのです。このことにより、私がプリンタに求めるものも変化します。
➀そこそこの費用で、最低限の品質で印刷できればよい。他機能はなくてよい
②必要なときにだけ持ち出すので、持ち運びやすいサイズ
③信頼できるメーカーの製品を可能な範囲で安価に
以上、3つです。
でも、こんな条件を満たすプリンタあるのか? はい、当時はあったのです。プリンタ名はキャノンのインクジェットプリンター「PIXUS iP2700」です。安い店では4,000円以下で購入できました。片面印刷しかできませんが、これで十分なのです。印刷物の品質にも文句はありませんでした。
プリンタにかかる費用を検証する。本体と消耗品
このip2700のインクカートリッジは黒とカラーの2つがあるのですが、1個の実売価格が2,500円以上します。そう、一度交換するとプリンタ本体の購入価格を軽く超えてしまいます。インクカートリッジを交換するより、プリンタを買い直した方が安いのです。以前掲載した、シェーバーの本体価格と替え刃の価格の関係に似ています。
いくら安くても正常に動作するプリンタを廃棄するのは、躊躇します(^^;)。でも費用を抑えたいので、詰め替えインクを使ったりして費用を抑えて使っていました。
このほか、互換インクは印刷費用を抑えることはできますが、インク残量が分からないまま使わないといけません。例えば年賀状など大量印刷した際に、赤色だけ印刷できていない状況に直面するかもしれないのです。その場合、インク代どころではない損失が発生します。少数単位で印刷し、たまに印刷物を確認なければならず、時間と手間がかかるので、いいことばかりではありません。状況次第では、印刷会社に頼んだ方が安いかもです。
次、壊れたらどうする?
現在使用しているip2700は2代目ですが、製造中止になってしまいました。発売時期は2010年から約8年間のロングセラーであり、その人気ぶりを物語っています。今度壊れたら、どのプリンタを購入するのか? またはプリンタを持たなくなるのか? まだ決まっていませんが、故障するまで、使い込んでいきたいと思います。
まず、インクカートリッジが1個壊れた場合は、純正カートリッジを購入するまでは、想定しています。
純正インクと互換インクのリンクは以下となります。