コロナ禍の影響で、電車通勤への不安が高くなりました。他に手段がなければ、可能な限り感染確率を減らすように対策して運に委ねるしかありません。職場への距離や環境次第では、自動車、徒歩、自転車など代替手段を検討するのにいい機会かもです。
私の場合は片道160円の乗車代で行ける距離(4km以内)なので、自転車での通勤を試してみました。
自転車通勤による消費時間の検証
自宅と職場間の距離が約3.5kmあります。交通手段により以下の時間がかかります。
徒 歩…45分
自転車…20分
電 車…22分(徒歩8分+電車6分+徒歩8分)に待ち時間が加わる
電車の運行時刻の正確さは素晴らしいです。自転車でも悪くはないですね。ただし雨の日がつらそうです(^^;)
自転車購入。なるべく低価格で
条件を「3年間安定的に乗れる」に設定しました。3年間に根拠はないですが、自転車は取得・処分にも手間とコストがかかるので、短すぎないよう考慮しました。
自転車のタイプはママチャリにすることをまず決めました。これは「価格>スピード」に因ります。
次に自転車の購入は下記4つの選択肢に絞りました。
➀ホームセンターの1万円前後
➁自転車の低価格帯…1万円前半~3万円台
③有名メーカー製の4万円台
④中古自転車1万円~2万円
2週間ほど検討した後、④の中古自転車としました。ブリジストンの中古自転車で約18,000円でした。しかも防犯登録料金込みです。見た目のキラキラ感は一切なく、タイヤホイールなど錆びています。選択理由は「中古とはいえ頑丈なブリジストンのフレーム」と「パンクしにくいタイヤに交換済み」でした。3年はいけると、いや、いってほしいと思います。選択に迷う時間ももったいないので、えいやっ!で踏み切りました。私の中では中古購入はギャンブルとの位置づけです。
本体以外の備品など
2万円以内ですんだ!と喜んだのもつかの間、備品を揃えたら、そこそこ費用がかかりました。
○ワイヤー錠…本体についていますが、念のため購入。ブリジストン製約1,000円。
○雨具…基本使いたくはないです。ワークマンの雨具を購入しました。約5,000円。
○自転車カバー…駐輪スペースに屋根がないため。これも3年間は使いたいので、SAGISAKA製の約2,500円するものを購入。
○自転車用バッグ…前かごに入れるとバッグもいたみます。専用の安いバッグをワークマンで約1,000円で購入しました。リュック形式になったのは価格的に合致するのが1点のみだったため。
何往復すれば元を取るか? 早くに元を取りたい
➀電車代が1日往復で320円。
➁自転車購入に関わる支出が約27,500円(本体18,000円+備品9,500円)。意外に備品が高い。
(計算)
27,500÷320=85.9375
つまり、86日使った場合に元を取ったことになります。毎日乗ったとして4ヶ月で元が取れるとすれば早い…毎日乗ればですが(^^;)
自転車保険を考える
義務化の噂も耳にする自転車保険ですが、「自分が加害者になった際の相手への賠償」と私は思います。考え方次第ですが、自分が被害者になった場合は他に加入している保険の出番でしょう。と、いうことで、私は自動車保険のオプション「日常生活賠償特約」に加入することで、相手への補償を「無制限」にできます。条件等要確認ですが。
まずは乗ってみる
準備は整いました。季節がよいうちにママチャリ生活を楽しみたいと思います。無理しない程度に乗っていますが、基本は「広い歩道をゆっくり走る」でいきます。自転車は結構危険なので、始められる方は、十分お気をつけて。
以上、記しましたが、あくまで参考程度に読んでいただければ、ありがたいです。