無刻印キーボードを昔使っていた。10年後に振り返る。

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知り合いに頼まれ、古いデスクトップPCのHDD消去を行おうとしたところ、無線キーボードが使えない状況となりました。こういう時は、パソコン備品の入った段ボール箱からUSBキーボードを引っ張り出して使っています。
このキーボード、十数年前に購入して1年間使用した後にサブになりました。なぜ、そうなってしまったのか。今回は昔の記憶を辿りながら、無刻印キーボードを使用した感想をお伝えします。

キーボードのメーカーと型名

「弐代目 これが打てるか! CK-112NB-PSU」という商品でした。価格は2,000円以下くらいだったような…。メーカーは「裸族のお立ち台」等で有名な(?)センチュリーさんでした。当時は外付けHDDケースでお世話になっていました。

自身のキー入力技能と購入理由

仕事でもPCを使っており、当時はアルファベット、数字とよく使うキー(Windowsキー、Tab、Shift、Ctrl、変換そのほか)は目視せずに入力できていましたが、[@]や[」]など、Shiftキーを押下しながら入力する文字を覚えていませんでした。
キーボードを無刻印にすることで強制的に覚えるのではないか? おそらく当時の私は考えていたのでしょう。もう一つ理由は、何となく格好いいと思っていたのです(^_^;)。若気の至りというにはいい年齢でしたが…。
<購入目的>
①すべてのキーを目視せずとも入力できるような環境を作る
②何となく格好いいから(爆)

1年間使用した

当時PCは1台しかなかったので、無刻印キーボードの裏側に正解配置図を貼っていました。分からないときには、キーボードを裏返して「答え合わせ」に使います。

あとは使うだけーだったのですが、想定した以上にキーボードを裏返すことが多く、とはいえ覚えるほどに使用頻度はない。それでも、覚えようと考えていた私はパスワードに積極的に該当する文字を含めました。前向きですね(^O^)。
しかし、パスワードは非表示(●●●●とか)で、複数回失敗すると一定時間使用できないなどーを何度も繰り返し、だんだん嫌気がさしてきました。
キーボードを交換した時の(都合の悪い)記憶はもうないのですが、いつの間にか元のキーボードに交換して使っていました。

現在のキー入力環境と技量

すべての文字を目視なしで入力することは、現在もできていません。しかし、刻印ありの普通のキーボードを使いながら、使用頻度の高いキーは目視なしで入力できるようになりました。そう、必要なキーは覚えるのですね。
残念ながらセンチュリーさんの無刻印キーボードはないようですが、時折見かける無刻印キーボードは、高価でも、やはり魅力的に見えるのです。格好いい!

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