自動車のエアコン故障。原因不明のときにできること。

自動車に長く乗る

今年も残りわずか。我が家の自動車も問題なく動いてくれました。買い替えもせずに済み、家計の面で非常に助かります。
そんな愛車も、今年夏に最大の危機がありました。エアコンの故障です。一時は買い替えも覚悟した今回の出来事について記します。

猛暑日のさなか冷房が故障

猛暑日が連日続いていた時期に事象が発生しました。冷房を入れていると、いつの間にか冷たい空気でなく、送風だけを行う状態になるのです。しかも、発生したりしなかったり。でも発生する回数は増えている…。家族も私も試行錯誤した結果、事象を下記のように整理しました。
➀送風機能は正常であり、冷たい空気を作り出す機能に問題あり
➁エンジンを一旦切り、かけ直すと正常動作することが多い
③必ず発生する訳ではない
④車の運転時間の長短で発生頻度は影響しない。外気の温度の影響も受けない

修理を試みるも…残された選択肢

時期的にまだ猛暑日が続きそうだったので、家族がディーラーに修理をお願いしました。ただし、持ち込んだときに、エアコンは正常動作しかしません! 前述した事象を整備の方に説明したことで、エアコンの電気系統に原因があることは予想できるものの、故障箇所を特定するにはエアコンの電気系統全体を調査する必要があり、調査には結構な額の費用がかかります。原因が特定できたとしても部品次第では高額な費用がかかる場合もあるとの説明でした。
整備の方の説明には一つも不満はありません。私たちは以下の選択肢から選ぶ必要に迫られました。猛暑日は続くので、時間の猶予がありません。
➀エアコンが壊れたまま気合いで乗り続け、夏が終わるのを待つ
 ⇒使用方法次第では命に関わる。
➁15年以上乗り続けた自動車なので、買い換える
 ⇒できれば時間をかけて選びたい。
③お金をかけても調査
 ⇒購入して間もな自動車であれば、これしかないのですが…。
④自動車に乗らない
 ⇒コロナ禍のなか、公共交通機関に乗る機会を可能な限り少なくしたい。

猛暑日の正午に事象が再現した状態で、再びディーラーへ

この2日後、家族で出かけていた正午、事象が発生しました。お昼ご飯を食べる前だったのですが、それどころではありません。冷気が出ないまま再現している状態で持ち込めば、何か分かるかもしれません。窓を全開にしてディーラーへ向かいました。すがるような気持ちで汗だくになりながら持ち込んだのです。
結果…原因が分かりました。マグネットクラッチのリレーが故障していたそうです。エアコンで冷気や暖気の信号を送る経路にある部品であり、動作が不安定になっており、間欠的に事象が発生していたのです。すぐに発見できる整備士さんもすごい…プロですね。事象が発生していいないと調査しようがないですよね。

小さい部品ですが、重要な部品でした。否、すべての部品が重要なのですね。

もちろん、部品交換してもらいました。費用は4,000円前後でした。状況次第では、自動車を新規購入していたことを考えると、比較すらできないほどのラッキーな結果です。
この季節(12月)冷房は使っていませんが、暖房を快適に使っています。

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